最近、未来を創るための作業が多くて、
集中してPCに向かっていると、
「おっ! もうこんな時間か!」と、
時間がたつのが本当に早く感じます。

やることの一つ一つが、
自分にとっても関わる人たちにとっても
大切なことだと実感できると、
多少ハードルが高くても、
夢中になって取り組んでしまいますね。

このような状態を「フロー状態」と言います。

これは心理学者のチクセントミハイが
提唱している概念で、
「今この瞬間」に、
とてつもなく集中できている
状態のことを言います。

「我を忘れる」
「時間を忘れる」
「ゾーンに入る」
などと思える時がそうですね。

体験された記憶のある方も多いでしょう。

ただし、ゲームやパチンコなど
娯楽に熱中するのは、
ジャンクフローと言って、
フロー状態とは分けて考えましょう。

フロー状態の一つの基準は、
自らが成長実感を得られているかどうかです。

フロー状態は一種の快楽体験で、
体験すると、
行動へのモチベーションがさらに高まり、
チャレンジを繰り返すエネルギーを
もたらしてくれます。

この状態の仕組みを知ることで、
意図的にフロー状態が
つくれるようになります。

チームの成果を上げるには、
メンバーの行動の量と質を上げることが
必要です。

やる気のないメンバーも、
一度フロー状態を作ってあげると、
行動できるようになるのです。

仕事でフロー状態を生み出すには、
以下のような3つの前提条件があります。

一つめは、「明確な目標、期限」
二つめは、「挑戦と能力のバランス」
三つめは、
「具体的な、その場でのフィードバック」

あいまいな目標だと、
目標達成のイメージが湧きにくく、
実感値が伴いません。

目標達成によって得られる価値は何なのか?
いつまでにできればいいのか? が、
明確でなければなりません。

そして、
がんばったら何とかなりそうな程度の
その人の能力が必要です。

ある程度自分ができる状態が前提で、
同じことをやり続けられる見通しがつくと、
その時意図的に基準を上げるのです。

新たなチャレンジ目標を、
設定すると言ってもいいですね。

そして、チャレンジしている自分の状態が
今どのような状態なのか、
自ら確認できると、
前述しているように
先の見通しがつけやすくなります。

この「自らが確認できる状態」を作るのが、
「フィードバック」です。

フィードバックは、
自らの視点では見えないものを、
視点を変えることによって
見えるようにしてくれます。

例えば、
あなたが仕事に熱中している時の表情が、
しかめっ面か、やさしい笑顔かは、
自分ではわからないですよね。

そんな時隣の人が、
「しかめっ面しているけどどうしたの?」
とフィードバックしてくれると、
自分が仕事に熱中している時は、
しかめっ面なんだと理解できます。

自分の事が理解できると、人は安心します。
この安心感が次のチャレンジを生むのです。

フィードバックは、
何も人から言ってもらうだけではありません。
数値結果や人の反応もフィードバックです。

フロー状態は快楽体験ですから、
一度体験させると、
自然ともう一度体験したいという
欲求が生まれてきます。

また、フロー体験は、
それまでのその人の殻を打ち破り、
大きな成果を出すことにもつながります。

これを部下に体験させることで、
部下の生産性を
飛躍的に増大させることができます。

ただし、前述しているように、
ある程度自分でできる状態が前提で、
同じことをやり続けられる見通しも必要です。

この状態が既にある部下には、
フロー状態を、意図的に作り出す
チャレンジされてみるといいでしょう。

 

 

 
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