危機的状況がやってきたときは、
知恵を絞り新しいことを生み出す
チャンスでもあります。
オーストリアの精神科医で心理学者の
ビクトール・フランクルは、
第二次世界大戦中、ナチスに捕らわれ
アウシュビッツ強制収用所に収監されます。
彼はユダヤ人だったのです。
そしてビクター・フランクルは
両親、兄弟、そして奥さんも失います。
「自分もいつ殺されるかわからない」
そんな極限の状況の中で
彼は自由を見つけ次の言葉を残しています。
『あらゆるものを奪われた人間に残されたたった一つのもの、
それは与えられた運命に対して自分の態度を選ぶ自由、
自分のあり方を決める自由である。』
戦争が起こり
ユダヤ人ということで迫害を受け
大切な家族を失ったとしても
自分の在り方だけは誰にも変えられない。
自分の人生に意味をつけるのは自分であり
人はそれを自由に意味づけられるのだ。
このように私は捉えています。