難局を乗り切るために組織に
必要な能力とは

「変化に対応できる能力」。

平時は
いかにして売り上げを伸ばしていくか
会社を大きくしていくか
に焦点を当てる企業や組織は多いでしょう。

でも、今のような難局は
大きくなっていると逆に
変化するスピードが遅かったり
変化の度合いが少なくて
足元をすくわれる危険があります。

これは
生き物の進化の歴史が証明しています。

恐竜は
大きくて強い生き物でしたが
大きいがゆえに、気候変動に対応できず
滅びてしまいました。

人間は
これまでも、様々な困難がありながら
変化に対応する頭脳を持っていたので
それを糧に進化してきています。

1918年のスペイン風邪では
世界中で5億人が感染したとも言われ
米国では先住民族が絶滅し
50万人が亡くなったとも言われています。

そんな経験に対し人間は
インフルエンザワクチンを開発し
現在では毎冬お付き合いしながら
生活できるところまで進化してきました。

スペイン風邪が流行った1918年当時、
危機的な状況を「もう終わりだ」と思わず
出口を何とか探そうと必死になって
頑張ってくれた先人たちがいるからこそ
私たちは生きながらえているのです。

この姿こそ
危機を未来の糧として変化する姿だと思います。

そして今、組織においては
働き方の形態が変わってきました。

この変化に対応できない組織は
人が離れていき、
早晩存続できなくなるでしょう。

変化に対応できている組織は
強いストレスを感じることもなく
勝機を見つけて対応しています。

変化するのが当たり前として
動けているからです。

変化に対応できた組織が生き残れるのです。

では、
その変化に対応するためには
どんなことをすればいいのでしょうか?

私はそのポイントは3つあると考えています。
一つは、自らを知る
二つ目は、俯瞰する
三つめは、自らに問いかける

です。

この3つについては
少し長くなりましたので
また次回お伝えします。

 
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