【今日の質問】 

感情を解放して、

ストレスからも解放されませんか?

 

こんにちは。

悩みを強みに変える

人財育成コーチの森泰造です。

 

人は感情のコントロールができるようになると、

自分の行動量も質も、劇的に上げられます。

 

以前私がお会いした、

ある会社員の方の例をご紹介しましょう。

 

昭和世代の方です。

仕事に感情を持ち込まないことを

美徳とする文化の中で育たれ、

まじめに仕事や会社と向き合い、

実績を上げてこられました。

 

常に周りからは理性的な人と見られ、

話し方も考え方もロジカルです。

でも、最近そんな自分に違和感を抱いて、

心理系の学びに参加されています。

 

「このまま自分に蓋をして定年まで働くと、

金銭的な心配はそんなにいらないけれど、

それでいいのか? と思う。

私はAIにはなりたくない」

 

「自分の感情を解放できるようになりたい。

人間らしく生きたい。

でも、そうするためにはあまりにも長く

自分に蓋をして仕事をしてきた」

 

彼に最初会ったときは、

少しとっつきにくい印象でした。

でも、今では感情表現が豊かになり、

とても魅力的な、

人間味のあるコミュニケーションが

取れるようになってきています。

 

感情に蓋をするのではなく、

少しずつ自分の感情に向き合い、

解放できるようになってきたんですね。

 

こんなに楽しくなれるんだという気持ちを

他の人にも味わってもらいたいと、

今はプロコーチを目指されています。

 

嬉しい、ワクワクしている、

自信に満ち溢れている、

希望に燃えている時などと、

不安、怒り、苛立ち、悲しみの中とでは、

人のパフォーマンス、行動成果は

圧倒的に違います。

 

そう、感情は「エネルギー」なんです。

だからそれに蓋をして閉じ込めてしまうと、

どこかにひずみが来てしまいます。

 

エネルギーなので、

それに蓋をして閉じ込めてしまうと、

どこかにひずみが来てしまいます。

蓋をせずに外に出すと、

外に対してエネルギーが働きかけます。

そして、

蓋をせずに解放してあげると、

発散して無くなります。

 

例えば、怒りの感情を閉じ込めると、

それはストレスとなって

暴飲暴食に走る原因となったり、

心の中にため込んだものが、

いつか暴発したりします。

 

怒りの感情をストレートに外に出せば、

目の前の人に威圧感やストレスを与えます。

これではいけませんよね。

 

怒りは受け入れて解放しましょう。

そうすれば、怒りのエネルギーは

発散してなくなるのです。

 

自分の感情を解放するということは

自分の感情を受け入れるということです。

 

怒りやストレスなど負の感情を自覚する、

そしてその感情を噛みしめる。

 

すると、その感情はだんだん消えていき、

感情より思考が優位になります。

これが本来の理性的な状態です。

 

怒りやストレスの感情に蓋をして

無理に理性的な状態にすると、

先ほど申しましたように、

他の面に悪影響を及ぼしかねません。

 

また、度が過ぎると冷静な判断や、

自分をコントロールすることが

できなくなります。

 

メンタル不調になる方は、

これらを無意識にやってしまう方ですね。

 

人間らしさを出しながら、

仕事や生活の質を高めていくためにも、

感情に蓋をするのではなく、

感情を解放するということを

意識していきましょう。

 

私も、昔は感情に蓋をすることが

会社では多かったタイプです。

その影響か、とても短気で怒りっぽく、

いつもイライラしていました。

アルコールでストレスを発散させることも、

よくありました。

 

でも感情を解放できるようになってからは、

負の感情に振り回されることなく、

ストレスからも解放され、視野が広がり、

パフォーマンスが飛躍的に向上しました。

常に冷静な思考でいられるようになったので

判断も間違わないようになりましたね。

 

人は感情の生き物です。

感情を大切に扱うことで

人間関係も改善され、

豊かな生活を送れるようになります。

 

豊かさは創造性を生み、

仕事でも大きなパフォーマンスを

生み続ける土台となります。

 

せっかく親から命をいただいて生きているのですから、

心地よく生きていきたいものですね。

 

 

あなたも感情を解放して、

ストレスからも解放されませんか?

 
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