【今日の質問】

リーダーシップとマネジメントを、

使い分けていますか?

 

こんにちは。

悩めるリーダーにブレイクスルーを起こす、

人財育成コーチの森泰造です。

 

これから2回に分けて、

リーダーシップの持つ特徴や性質について

お伝えしていきます。

 

 

リーダーシップには

いくつか大きな特徴がありますが、

端的に言うと、以下のようになります。

①リーダーシップとは肩書ではない

②リーダーシップとマネジメントは違う

③リーダーシップに人気やカリスマ性は不要

 

まず①についてですが、

リーダーというと、

メンバーを束ねて統率していく人を

イメージしがちですね。

 

しかし実際のリーダーシップとは、

魅力ある目標を未来に設定し、

そこに向かって成長しながら、

そして意欲を持って取り組みながら、

実現に向けて行動していくことです。

 

これは何も、

部下やチームのメンバーがいなければ

成り立たないものではありません。

現状に問題意識を持っていたり、

目指す物がある人は全てリーダーなのです。

 

なりたい自分の姿があって、

そこに向かって進んでいる人は、

今の自分自身を引っ張っていく

リーダーです。

 

未来に向かって進んでいく人は、

すべてリーダーであり、

そこで発揮されるのがリーダーシップ。

 

よく混同されがちな、

マネジメントとリーダーシップの違いも

理解しておきましょう

 

リーダーシップとは、先ほど書いた通り、

方向性を決めてそこに向かわせることです。

 

マネジメントとは、

向かう方向の決まっている目標を、

いかに効率よく効果的に進めていくか

ということです。

 

よく言われるはしごの例え話を紹介すると、はしごをかける先や

そのかけ方を決めるのがリーダーシップで、

かけられたはしごを

いかに効率よく、効果的に上るかが

マネジメントです。

 

もう少し詳しく言うと、

はしごを使い、どこかに到達しようとすると、

まず、どこにかけて登るかを決めますよね。

これがリーダーシップ。

 

その後、どうやってはしごを登るか考える。

これがマネジメント。

 

ですので、マネジメントよりもリーダーシップが先なんです。

 

現代の対処すべき情報が多い社会では、

「どうやって対処するか」という

マネジメントに重きをおくことが

多いかとは思いますが、

今の自分が抱えている案件や仕事は、

一体どの方向にはしごがかけられているのか

考えてみる習慣をつけると、

人の影響を受けてフラフラしてしまうことも

少なくなりますよ。

 

あなたはリーダーシップとマネジメントを、

使い分けていますか?

 
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