■今日の質問 

「行動したときの気持ちに焦点を当ててみませんか?」 

皆さん、こんにちは。

悩めるリーダーにブレイクスルーを起こす、

人財育成コーチの森泰造です。

 

前回、

マザーハウス社長の山口絵里子さんの、

壮絶な過去から今の成功に至るまでの

お話を書きました。

 

あれだけの事業を展開するには

情熱にプラスして、

計画を立て、計画に沿って行動し、

その行動を振り返って、

改善策を立て、

それをまた計画に組み込む、

というサイクルを必ず回されています。

 

これがいわいる

「PDCAサイクル」と呼ばれるものです。

Plan(計画)

⇒Do(行動)

⇒Check(評価・分析)

⇒Action(改善)

 

最近、書店でもPDCAコーナーが作られたりして

ブームでもありますね。

 

でも、本当に力のあるサイクルにするには、

行動(Do)から

始めた方がいいんです。

 

「あ、これやろう!」と思ったとき、

先に計画を立てようとしても、

まず情報が不足しています。

 

やろうと思ったことを実現させる際、

情報をより多く入手し

感情的な動機を高めると、

実現までのプロセスも充実しますし、

結果も出しやすくなります。

 

情報を入手するには

行動するしか手はありません。

 

だから、「思いついたら計画(Plan)」ではなく、

「思いついたらまず行動(Do)」。

 

情報収集のために行動すると、

必ず感情の動く瞬間が訪れます。

 

「ああ、これはおもしろい!」

「嬉しくなる」「嫌だなあ」

 

実はこの感情はとても大切です。

 

そこに、あなたの価値観が

潜んでいるからです。

 

そこで、

おもしろい・嬉しい・嫌だと感じた

理由を探します。

 

「新しい発見ができる喜びがあるから

おもしろい」

「人に貢献できたと感じられるから

嬉しくなる」

「なんだか不安になるから嫌だなあ」

 

と、こんな感じですね。

 

ここまでが「評価・分析(Check)」

になります。

 

その感情的な理由をより大きなものにし、

より多くの人に知ってもらうには、

どんな状況をつくりだしたら

いいのだろうか?

 

その状況の実現を目標設定して

改めて策を練る、

これが「改善(Action)」

 

それを「計画(Plan)」に落とし込む。

 

そしてそれを「行動(Do)」に変える。

 

で、あとはC⇒A⇒Pとサイクルを

回し続けるのです。

 

そうすると、

PDCAサイクルではなくて、

DCAPサイクルですね。

 

私のクライアントさんの中にも

Pにこだわりすぎて動けない方が

いらっしゃいます。

 

そんなときは、PDCAではなく

DCAPに頭を切り替えることです。

 

何か行動すれば、必ず感情が動きます。

その感情は、自分が大切にしたいものが

あるからこそ生まれる感情です。

 

出てきた感情の理由を考えると

自己理解が深まります。

 

自己理解が深まるからこそ

自信を持った計画ができるのです。

 

あなたも、なかなか思い描いているものが

実現できないなあと感じた時は、

まず行動してみましょう。

 

そして、行動している時の自分の感情を

楽しんでみてください。

 

いろんな発見があって

ますます楽しくなりますよ。

 

 

行動したときの気持ちに

焦点を当ててみませんか?

 
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