■今日の質問「あなたは前向きになれる質問を使っていますか?」
こんにちは。
悩めるリーダーにブレイクスルーを引き起こす、人財育成コーチの森泰造です。
「絶対達成社長の会」という朝会に毎月参加しています。
以前にもご紹介したことがありますが、この会は「絶対達成バイブル」の著者で、日本で最も影響力のあるコンサルタントの一人、横山信弘さんが主宰するモンスター朝会です。
現在、福岡、大阪、名古屋、東京2か所(白金台、池袋)、群馬の6か所を同時中継でつなぎ、目標達成意欲に高い経営者やビジネスマンが一堂に集まって、親交を深めたり、目標達成を応援しあっています。
目標を達成する意欲の高い人たちばかりで、絶対達成を念頭にプレゼンしたり話をしたりしますから、その「場のエネルギー」は非常に高く、毎回早起きしてでも参加する価値がある朝会です。
ご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、地方の方でも上記の場所に行ける方ならご紹介しますのでご連絡ください。横浜会場での開催も、今年から始まりました。
絶対達成社長の会に来られる方とは、話をしても前向きな話しか出てきません。
「どうやったらできるんだろう」
「今度はどうやったらできるんだろう」
「自分はどうしたいんだろう」
と何かをやろうという一人一人の気持ちが、話題を未来へ未来へと振ってくれます。
今を変えたいという問題意識があるからこそ、の思考です。
こんな人たちと一緒に過ごせる時間はとても尊いもので、自分もできると思えるようになります。
空気感に染められる感じですね。
一方で、現状を変えたくない人たちはこう言います。
「前例がないからできない」「それは過去にやって失敗しているから」「変わるのにはコストもエネルギーもかかるから変わらないほうがいい」など。
そして「昔はよかった」「あの会社はいいな」「あの人はいいな」「あの部署はいいな」と、
自分自身が何をするか? については一切話をしません。
こんな方たちに固められたチームの空気はどうでしょう?
想像に難くないですよね。
そんな空気の中にずっといると、自分もそういう考え方に染まってしまいそうになります。
そしていつの間にか、自分自身が愚痴を言っていたりします。
さらに、自分で愚痴を言うことを自ら選択しているのに、愚痴を言うような自分になったのはその組織のせいだ、なんて思うようになったりします。
そんな生活・仕事ってどうでしょうか?
どうしたらいいでしょう?
「未来を見て考えたり話をしたりしているか?」は自分が前向き思考でいるかいないかの判断軸として使えます。
普段の自分の会話を振り返ってみて、未来の話をしているかどうか、一度振り返って見られるといろんな発見があるかもしれませんね。
もしあなたの職場などに、過去にこだわって行動ができない人がいたら、未来の話を振ってみてください。
「なるほど。で、○○さんは、これからどうなったらいいと思いますか?」
なんて感じで。
そこで例えば、「そうだなあ、××さんがもっと動いてくれるようになったらいいな」など、自分事として考えた答えが出てこない場合がよくあります。
その時は主語が自分になるように、
「で、○○さんは、何ができるんでしょうか?」
「どんな行動がとれるといいと思います?」
と訊いてみましょう。
未来に向かって、その人自身が動けるような質問をしてあげるのです。
そうして、前向きな人たち、未来の話をしている人たちと一緒にいられる環境を自分で作れるようになると、いいですね。
協力者がいると、組織改革のペースも進みますよ。
あなたは、前向きになれる質問を使っていますか?