■今日の質問「期待と違ったことが起こった時、どんなことを考えますか?」

 

こんにちは。あきらめかけている人をあきらめない人にするコーチ・森泰造です。

 

すっかり秋らしい天気になってきましたね。猛暑もずいぶんと前のことのように思えますが、みなさんはこの季節をどうお感じでしょうか?

 

最近、私は新しいことに次々と取り組んでいます。ジョイントベンチャーや出版企画、地元小金井市での講座やセミナーの新企画など目白押しで、人と会ったり新たな考え事を整理したりで、仕事に追われる日々。

でも、こうして新たな動きを始めたことでいろんな世界が見えてくるので、とても楽しく過ごしています。

 

新しいことを始めようとするときは、みなさんも何がしかのプラスのエネルギーを必要とされると思います。

 

それは「未来への期待」。

 

人間は何か得るものがあるから、動こうとします。そして、動くと必ず自分の視界が変わってきます。この変わってきた視界を、私たちは自分の意識のフィルターを通して認識します。

期待していたとおりの景色が見えると、「よしいける!」と自信をつけることができます。

 

期待していたものと違った景色が見えると、「失敗した」「やり方間違えたかな」などと思うでしょう。人によって違うのはこの後のパラダイムです。

「失敗した」と思い続ける人は、「どうしよう」「できなかった」など負のスパイラルに入り込み、だんだん自信を失う方向にいってしまいます。

 

「失敗した」場面から「ここから得られる未来への可能性はなんだろう?」と考えられる人は次に見えてくるものに期待をし、また行動を起こします。

 

この差はいったいなんでしょうか?

 

よく私は「もう9月」「まだ9月」と同じ9月でもパラダイム(ものの見方)によってとらえ方が変わるという話をします。

俗にいう「失敗」も同様で、パラダイム次第でいかようにも取れるのです。

 

みなさんの過去の体験を振り返ってみてください。

おそらくほとんどの方が過去の失敗から大きな学びを得ているはずです。

 

人間は痛みを避けたいと思う生き物ですから、同じ痛み(失敗)を繰り返さないためにはどうするかということを考えます。ただ、これは「失敗回避」だけが目的となってしまう場合がほとんどではないでしょうか。

 

これが、「得たい未来」がはっきりしていると「その失敗をどう生かせばいいのか?」というパラダイムになり、回避ではなく前進するための行動を考えるようになります。

 

何をするにしても「その先に一体何があるんだろう?」「何を得ることができるのだろう?」と先にある未来を描く習慣をつけると、毎日の行動が楽しくなりますね。私のセミナーでも、そんな楽しくなるメソッドを体験ワークを交えてお伝えしています。

 

あなたは期待と違ったことが起こった時、どんなことを考えていますか?

 
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