■今日の質問「意義のある目的や明確な価値観は持っていますか?」
こんにちは。あきらめかけている人をあきらめない人にするコーチ・森泰造です。
先日のメルマガ「私のペースメーカー『絶対達成社長の会』」に、人事のお仕事に携わってらっしゃるAさん(仮名)から実感のこもった素敵なご感想をお寄せいただきました。
その内容の一部を抜粋してご紹介いたします。
いつも大変お世話になっております。
今回の「ご自分の状態を上げてくれる環境はありますか? 」についてですが、
現在の職場では残念ながらそのような環境はなく、マイナスの方向へ飲み込まれないよう日々ストレスと戦っております。
その中でも自分の状態を上げるために取り組んでいることは
①勉強会に参加する
②自分の師匠のような存在の方に定期的に面談をしていただいている
③社内で愚痴や陰口、また必要以上に飲み会に参加しない
といったところでしょうか。
①の勉強会はお金はかかりますが他社の取り組みや考え方を学ぶことはよい刺激になります。
②の面談は、仕事に対する考え方、また生き方など、点で物事を見すぎないよう、広く大きく物事を見る視点になるようなによく話を聞いてもらってます。
③はその通りなので、単純に僕が好きでないことはやらない、ということです。(引用ここまで)
Aさんは、『どの企業にも負けない人事にして、主体的に雇用を創る』という意義のある目的を持って仕事に取り組んでいらっしゃいます。日常のお仕事の範疇を超えて、ペースメーキングのために、勉強会に参加されたり、メンターと話す機会を設けたり、悪影響の環境には身を委ねないよう、意志をもって取り組まれています。
主体的に行動されていて、素晴らしいですね。
きっと多くの社員の方が、Aさんに憧れていることと勝手ながら想像してしまいます。
こういった取り組みができるAさんのような方と、「やった方がいいことはわかっているけど……。まあいいか」と頭でわかっても行動するところまでいかない方の違いは何でしょうか?
皆さんも、しばし自分自身を振り返って考えてみてください。
人は主体性を発揮できる状態になると、行動が促進されます。その主体的行動は意義のある目的があって、明確な価値観に沿って、自分の未来図が見えていると、自然と出てくるものなんですね。
Aさんの場合も、意義のある目的がはっきりしていて、自分の状態をマイナスにしないという明確な価値観を持たれ、未来のイメージが描いておられます。
今一歩、自分の行動が理想的でないなあと感じられる場合には、「意義のある目的」「明確な価値観」「未来のイメージ」の3つの視点から考え直してみてください。自分自身が前に進める環境を創るのは、ほかならない自分自身です。
今回のようにメルマガへのご意見やご感想をシェアさせていただけることは、私自身はもちろんのこと、他の読者の皆さんへの刺激にもなることと思います。読者仲間が前に進む手助けのためにも、皆さんもどしどしこのメルマガへのご意見、ご感想をお寄せください。お待ちしております。
あなたは意義のある目的や明確な価値観を持っていますか?